有限会社いろは貿易

ピンバッジの最短納期の時?

ピンバッジの最短納期の時?

よく 「最短納期?」と聞かれるのですが

ピンバッチの制作をお考えのお客様に
よく「最短で何日でピンバッチは出来ますか?」
との、お問い合わせを頂きます。

数量・作り方にもよるのですが通常「4週間必要です。」
または「3週間くらいでお届けできることが多いですが、4週間以内の完全納期のお約束は出来かねます。」
と、お答えさせていただいています。

ピンバッチは記念品として使用されることが多い為か
「絶対 何月何日までに必要」とのご依頼も多々あります。

どうしてもこの納期で となるお客様には
予備をみない、本当の最短納期? あるいはギャンブル的な納期のご相談などもたまにあります。

当社のピンバッチは中国の工場別に、週1回か2回
FEDEX または DHL にて中国から送っています。
(1回の重さが200㎏を越えてくる(ピンバッチの場合で3万個以上)、時間に余裕があれば
一般的な航空便を使います。)


FEDEX ・ DHL の場合は スムーズに行けば
夕方 中国の工場を出荷した商品は
翌日の夕方には当社に配達されます。
(例 月曜日の夕方中国出荷→火曜日の夕方当社に着)

最短納期を考えた時には、商品を中国を出荷した翌日に配達される
と考えて計算します。

しかし、すべてがスムーズに行くばかりではありません。

中国の輸出通関のランダム検査に引っかかった。→1日遅れます。
日本の輸入通関のランダム検査に日かかった→1日遅れます。
台風で飛行機が飛ばなかった。→1日または数日遅れます。
などがあります。

どれも毎週何箇所から商品を運んでいても、年に数回ある程度ですので
自分のなかでは遅れても1日 よほどのことがあっても2日だろう
という感覚でした。

しかし先週
月曜日の夕方中国を出荷→中国のランダム通関検査に大当たり!
火曜日の朝から通関の商品現物検査
→夜、通関から飛行場に行くトラックの故障で1日遅延
水曜日の深夜の飛行に載り→木曜日の朝に日本に到着
日本の通関ランダム検査に引っかかり 当日の受け取りが出来なくなりましたので
金曜日のお昼にやっと商品の受け取りとなりました。

1個1個遅延はちょくちょくあるのですが
ここまで一緒に遅れが重なったことは初めてでした。

今回の商品は納期に余裕があるものだったので特に問題はありませんが
これが絶対必要な納期に遅れていたらと考えると 怖くなります。


急ぎのご要望にどこまですればいいのか、再考させられました。