ピンバッジの製造工程は、製法によって作業内容や仕上げ方法が異なります。
このページでは、実際の工場で撮影した写真を使って、オリジナルピンバッジが完成するまでの流れをご紹介します。
プレス、色入れ、メッキ、磨きなど、それぞれの工程を写真で分かりやすくご覧いただけます。
ピンバッジは小さな製品ですが、デザインに合わせて金属を加工し、一つひとつの工程を経て完成します。製法によって色の入れ方や表面の仕上がりにも違いがあります。
※掲載している工場写真は20年以上前に撮影したものです。工場の特定を避けるため、撮影時には制服・帽子を着用していない写真がありますが、現在は制服・帽子を着用して製造作業を行っています。
プレスソフトエナメル
プレスソフトエナメルのピンバッジ製造工程・作り方
プレスソフトエナメルは、金属の素材をプレスして凹凸を作り、凹部分に色を入れて仕上げる製法です。
まずデザインに合わせて金型を製作し、金属の表面に模様をプレスします。凸部分は金属のラインとして残り、凹部分が色を入れるスペースになります。
プレス加工後は、ピンバッジのデザインに合わせて必要な形状に抜き加工を行います。細かい文字や線などがある場合は、実際に製造できる太さや間隔を考慮して金型を製作します。


1. デザインをプレスする
製作した金型を使って金属素材をプレスし、デザインの凹凸を作ります。この凹凸によって、メッキ部分と色を入れる部分を分けます。

2. ピンバッジの形に抜く
プレスした金属素材を、デザインに合わせた外形に抜き加工します。形状によって加工方法が異なるため、デザインの段階で製造可能な形に調整する場合があります。


3. 色入れをする
注射器のような専用器具を使用して、凹部分に塗料を一色ずつ入れていきます。複数の色を使用する場合は、それぞれの色が混ざらないように金属のラインで区切ります。



4. メッキをかける
金属部分にメッキ加工を施します。メッキの種類によって、同じデザインでも完成したピンバッジの印象が変わります。


5. エポキシを盛る
必要に応じて、表面に透明なエポキシ樹脂を盛ります。エポキシ加工を施すことで表面を保護し、光沢のある仕上がりになります。


6. プレスソフトエナメル ピンバッジの完成
各工程を終えた後、仕上がりを確認して完成です。デザイン、メッキ、色の組み合わせによって、さまざまな表現のオリジナルピンバッジを製作できます。
七宝ピンバッジの製造工程・作り方


3. 釉薬を盛る
その後、凹部分に釉薬を盛り、高温で熱処理をします。



4. 磨き上げる
さらに、表面を磨き上げ、釉薬と金属部分を滑らかに仕上げます。



5. メッキをかける
最後にメッキ加工を行い、七宝ピンバッジを仕上げます。