重厚感あふれるピンバッジをお求めのお客様に、おすすめの製作方法をご紹介いたします。
ポップな印象ではなく、金属の質感を前面に押し出したピンバッジをご希望されるお客様は少なくありません。そのようなお客様に最適なのが、「色差し無しプレスピンバッジ」です。
このピンバッジは、その名の通り、塗料による色付けを行わないため、金属本来の質感が際立ちます。メッキや表面処理を施すことで、さらに独自の味わいを引き出し、他にはない魅力的なピンバッジを製作することができます。
色差し無しプレスピンバッジの特徴:
- 金属の質感を最大限に表現:
- 材料をプレス加工することで凹凸を作り、金属ならではの重厚感を強調します。
- 洗練されたデザイン:
- 七宝や擬七宝に比べ、凸メッキラインを細く表現できるため、繊細で洗練されたデザインを実現できます。
- シンプルながらも高級感のある仕上がり:
- 塗料による色付けは行いませんが、メッキや表面処理によって、シンプルでありながらも高級感と重厚感を兼ね備えたピンバッジに仕上がります。
色差し無しプレスピンバッジは、以下のような用途に最適です。
- 企業のロゴや社章
- 記念品
- 団体のシンボルマーク
- ファッションアイテム
【有限会社いろは貿易】では、お客様のオリジナルデザインを、熟練の技術と豊富な経験で、最高のプレスピンバッジに仕上げます。ぜひお気軽にお問い合わせください。
古美メッキ(アンティックメッキ)
古美金メッキ
(アンティック・ゴールド)
古美銀メッキ
(アンティック・シルバー)
古美真鍮メッキ
ホーニング(サンドブラスト) ホーニング処理をすると、艶消しの効果もあります。
ホーニング
(金メッキ)
ホーニング
(銀メッキ)
ホーニング
(ニッケルメッキ)
艶消し金メッキ
(薬品処理)
凹部分の処理
凹砂目
(コストが安い)
凹ホーニング
(コストが高い)
ピンバッジの製造における表面加工技術、「凹砂目」と「ホーニング」について、ご説明
ピンバッジの表面加工技術:凹砂目とホーニング
ピンバッジの表面加工は、デザインの印象を大きく左右する重要な要素です。凹砂目とホーニングは、それぞれ異なる特徴を持つ表面加工技術であり、デザインや用途に合わせて選択されます。
- 凹砂目:
- 凹砂目は、金型の製造段階において、金型そのものに微細な砂目模様を施す加工技術です。
- これにより、ピンバッジの材料を型抜きする際に、表面に直接砂目模様が転写されます。
- 特徴:金型に直接加工するため、均一で安定した砂目模様が得られます。量産に適しています。
- ホーニング(サンドブラスト):
- ホーニングは、金型自体には砂目模様を施さず、型抜き後のピンバッジ表面に研磨剤(砂など)を吹き付ける加工技術です。
- これにより、表面に微細な凹凸が形成され、つや消しの質感になります。
- 特徴:砂の粒度や吹き付け圧力を調整することで、砂目模様の粗さを細かく制御できます。
ホーニング処理後の磨き上げによるコントラスト表現
ホーニング処理でつや消しにしたピンバッジ表面の凸部分を磨き上げることで、光沢とつや消しのコントラストを生み出し、デザインに立体感や高級感を加えることができます。
- コントラスト表現の仕組み:
- ホーニング処理:表面に微細な凹凸を形成し、光を拡散させてつや消しにします。
- 凸部分の磨き上げ:研磨剤で凸部分を磨き、表面を滑らかにして光を反射させ、光沢を出します。
- 結果:光沢のある凸部分とつや消しの凹部分のコントラストにより、デザインが際立ちます。
- コントラスト表現の効果:
- 立体感の強調:光沢とつや消しの対比により、デザインに奥行きが生まれます。
- 高級感の演出:光沢部分がアクセントとなり、ピンバッジ全体の質感を高めます。
- デザインの視認性向上:光沢部分が際立ち、デザインの細部がより明確になります。
- コントラスト表現の応用例:
- 企業のロゴマーク:ロゴの輪郭を光沢で強調し、背景をつや消しにすることで、視認性を高めます。
- 記念バッジ:文字や図柄を光沢で表現し、背景をつや消しにすることで、記念品としての価値を高めます。
- ファッションアイテム:デザインの一部に光沢とつや消しのコントラストを取り入れ、個性的なアイテムを製作します。
凹砂目とホーニングの使い分け
- 凹砂目:均一な砂目模様を量産する場合や、デザイン全体に砂目模様を施したい場合に適しています。
- ホーニング:砂目模様の粗さを細かく調整したい場合や、部分的に砂目模様を施したい場合に適しています。
- ホーニング後に磨きをかける。:デザインにメリハリをつけたい場合や、高級感を演出したい場合に適しています。
つまり、凹砂目は金型に直接加工するのに対し、ホーニングは型打ち後の製品に加工を施すという違いがあります。
これらの情報を参考に、ピンバッジのデザインや用途に合わせて、最適な表面加工技術を選択してください。ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
いろは貿易のピンズ(ピンバッチ,ピンバッジ)はすべてお客様のオリジナルデザインにより製作となります。
デザインにより向き・不向きなピンズ(ピンバッチ,ピンバッジ)の作り方があります。
お客様のご希望をお聞きして、ご一緒に満足できる ピンズ ( ピンバッジ , ピンバッチ )の製作・作成を目指しています。
お客様のイメージする
オリジナルプレスピンバッジ(ピンズ、ピンバッチ)製作・制作のお手伝い、豊富な制作実績をもとによりよいご提案をいたします。
実際のプレス印刷のピンバッジ(ピンズ、ピンバッチ)サンプルを手にとってご覧になりたい方は
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・ご希望のメッキや表面処理などございましたらご連絡ください。
実物のピンバッジを触って質感や種類の違いを感じてください。