有限会社いろは貿易

エッチングの廃液問題・規制

エッチングの廃液問題・規制

最近、中国の工場がエッチングを作るのも嫌がります。
非常に細かい色入れではありますが、以前ならエッチングでも色入れ可能な程度のものでも
シルク印刷(またはオフセット印刷)を勧めてきます。

エッチングの方が印刷のピンバッジよりも少数かた対応可能なので、お客様としてはエッチングを選択されているのですが。
工場も以前では受けなかった印刷仕様100個からでも制作してくれるのですが
やはり数が少ないと印刷は非常に割高になってしまいます。

「数の問題ではなく、質感の問題。」と説明すると
エッチング風シルク印刷を提案してきます。

どうしてそこまでエッチングを嫌がるのか?
理由はエッチングの廃液問題です。

先日の「ピンバッジ納期?」の中でお話しさせて頂いた 環境問題の為にメッキ工場が閉鎖されている
と同様、いやそれ以上に
エッチングの廃液の規制が厳しくなり できればエッチングは作りたくないようです

中国では環境問題・対策・規制の過渡期?なので 完全な方向性ができるまでは
なかなか難しいです