プレスなどでは表現しきれない細かいデザインのピンバッジは
材料に直接印刷をするピンバッジで制作することがよくあります。
以前は
材料に真鍮を使い,印刷後にメッキ(金メッキや銀色のニッケルメッキなど)をかけることが多かったのですが、
コストの問題からステンレスに印刷をして、メッキを掛けないで、地金が出る部分はステンレスの地の色、銀
のままにしておくことが増えてきました。
ぱっと見ではステンレス製の印刷ピンバッジと真鍮製ニッケルメッキピンバッジの違いはそれほど分かりま
せんが、よく見えると、特に白の印刷の載りは真鍮製のほうが綺麗に出ると思います。
印刷仕様のピンバッジは、何百個単位ですと、印刷版代や初期ロットの費用がかさむ為割高でしたが
(何万個単位になってくると印刷仕様は割安です)、
ステンレス製の印刷仕様ピンバッジは、特にコストを気にすることが多いので、
印刷版が安く、また単価も安い工場を採用するようにしました。
★中国の現地工場に出向き、当社の要求基準を明確に伝え・話し合い・テストを済ませての採用です。
このステンレス印刷のピンバッジ生産を委託している工場は
かなり小規模の工場ですが、印刷ピンバッジを専門に作っている工場です。
価格と品質には問題ないのですが、納期が他の工場よりかかってしまいます。
しかし、ステンレス製印刷バッジは以前に比べ、
少量でもかなり魅力的な価格でご提供できるようになったと思います。
ステンレス製よりアルミ製の印刷ピンバッジのほうが若干安いのですが、
アルミになるとかなり軽くなり質感がかなり落ちるので、
価格と品質のバランスを考えるとステンレス製印刷ピンバッジがおすすめです。